日本と少子高齢化の問題点を探る!経済成長を続けるためにするべきこと

日本の少子高齢化が問題提起されてずいぶんと長いですが、なぜそれが問題なのでしょう?またこの傾向は日本だけに限らず世界的なものでもあります。これからさらにAI(人工知能)が発達し、外国人も日本で働く機会も増え雇用の形も変化すると思われます。

日本が抱える少子高齢化問題を問う

厚生労働省が2017年3月に出した報告によると、日本人の平均寿命ですが「男性80.75歳・女性86.99歳」と、何れも過去最高を更新したそうです。また日本は医療や福祉が発達しており、世界的にも長寿国トップであることはよく知られています。

一方、生涯に女性が子供を産む人数(合計特殊出生率)は1.46と前年よりは若干上昇しているものの、それでも世界的には低いのが現実です。人口が減っていく中で、高齢者の占める割合が高くなってきています。

日本と少子高齢化の現実

高齢化社会とは

高齢化社会ですが、ここでいう高齢は「おおむね65歳以上」とされます。医療や福祉などの発達もあり高齢化が進んでいますが、これは日本に限らず世界的な傾向です。今後、世界の人口の18%が65歳以上になるともいわれており、2050年には「1人の65歳以上の老人を3人以下の生産人口(20~65歳)で支える計算」という超高齢社会が予測されています。

65歳以上が国民の25%の衝撃

65歳以上の日本人ですが、過去40年間でおおよそ4倍にも達し、2014年には人口の26%を占めたと言われました。これは実に4人に1人は高齢者という計算です。

少子高齢化を生む背景

結婚のメリットと未婚率の上昇

おひとり様という言葉もずいぶんと定着したように、もはや結婚が当たり前という時代は過去のものです。2015年のデータによると「生涯未婚率が男性で23.37%、女性で14.06%」と言われており、この40年程で大幅に増えています。お金・時間・人間関係などの面で結婚にメリットを感じない方が増えているようです。

*生涯未婚率…50歳の時点で一度も結婚したことのない人の割合

女性の社会進出

女性の社会進出の高さも要因の一つです。完全とは言えませんが、女性だからといって昇進ができないという社会ではありません。また最近の傾向として、結婚しても子供ができるまでは共働き、子供ができたら育休→復職のパターンも多いです。そのため昔のように子だくさんとはなかなかいきません。

日本の食生活

食生活の変化もあげられます。昔に比べ男性の「精子の量が少なくなった」や「無精子症の人が増えた」などの原因は、食生活に関係するとも言われています。

高齢者と医療技術

IPS細胞なども注目されている分野です。今後私たち人類の寿命はさらに飛躍していくのかもしれません。

少子高齢化の問題点

雇用問題

若い労働力が不足するというイメージばかりはないですか?しかし違う見方もあります。ひと昔前まで、一般的な定年といえば「60歳」というのが主流でした。ですが、2004年の「高年齢者雇用安定法」により日本の定年年齢は65歳へと実質引き上げられました。また今後AI(人工知能)の発達により現在の仕事は淘汰されていくと考えられおり、今の職種の50%がこの10年でなくなるのではないかとも言われています。

外国人労働者の受け入れも緩和の方向で考えられているようですが、労働力不足は感じられません。むしろ「教育」の方が問題ではとも感じます。探求心・想像力などを育てることにより「創造する」ということはAI(人工知能)にはできません。このような仕事が残ります。

年金問題

世代間格差を感じるところです。基本的な考えは、「現役世代で集めた保険料を高齢者に配分する」というものです。昔は出生率も今より高くそして寿命が短かったため、負担が小さかったものが、今では3人で1人の高齢者を支える計算です。これが2050年には1人で1人を支える計算になります。約40年前の1975年にはこれが8人で1人だったのですから、大きな変化と言えます。

介護問題

現在の社会問題の一つです。介護をする人も高齢者という問題があります。認知症などになれば自分の意思もうまく伝えることができません。「長生き」についても議論が必要ではないかと思います。

少子高齢化の対策

子供を産みやすい環境

今よりも「男性が家族をしっかりと養っていくだけの給料をもらえるようにする」、こうすれば女性は金銭的な面からは働きに出る必要はありません。女性が働きやすい社会を!といいますが、なかなか難しさを皆さんも感じているのではないでしょうか?

子育て家庭への国からのサポート

教育の無償化なども議論されています。教育にお金をかければその後の見返りは、知識・税金など、国家にとって財産になります。教育は「国家」にとってもプラスの側面もあることも議論すべきです。

高齢者福祉の向上

医療や・介護問題とも合わせ、これ以上のまたは今の「高齢者福祉の向上」は見直すべきだと思います。高齢者の保険のしわ寄せは全て若い世代に反映されます。若い世代がお金がないと言われる原因の一つはここにもあると思います。

地域社会の関わり

核家族化がより進む中で子育てをされている方が大半です。地域の関りが良好なものであれば、母親は預けて働きに出ることもできます。

経済成長を続けるために今、日本がするべきこと

人口減少の食い止めには出生率は2以上は必要だと言われています。そのためには女性に子供を産んでもらうしかありません。子供を産みたいと思う社会を作ることです。また高齢者の問題もあります。年齢による決めつけ(65歳だから老人という見方)はやめ、働けるうちは働ける社会が理想です。そしてその後の「死に方」、延命や安楽死についてもそろそろ真剣に議論すべき時ではないでしょうか。

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